2026.10.29column
08|なぜSENにアプローチするのか

これまで、経絡や十二経脈
そして タイ伝統療法のSENについてご紹介してきました
SENは、タイ伝統療法におけるカラダ理解の土台のひとつです
施術では、このSENに沿って圧迫やストレッチを行います
その目的は、心身の巡りを整え
本来のバランスへ導くことにあります
施術者は、手の感覚を通して
張りやかたさ
動きやすさ
左右のちがい など
確かめながら巡りを読みとっています
肩こりといっても
疲労の蓄積によるもの
睡眠不足によるもの
心理的緊張によるもの
不調の現れかたは人それぞれです
タイ伝統療法では、そうした状態を確認しながら一人ひとりに合わせて手技を組み立てていきます
古くからタイでは、流れが滞ることで心身の調和にも影響が及ぶと伝えられてきました
そのため施術では、一定の順序に沿って全身へ働きかけ巡りを整えていきます
SENは目に見えるものではありませんが、長い年月にわたる施術経験の中で受け継がれ、今もタイマッサージの根幹を支えています
経絡や十二経脈
そしてSEN
表現や理論は異なりますが
それぞれの伝統医学が育んできたカラダ観は
現代まで大切に受け継がれ、カラダをひとつのつながりとして捉える視点には共通するものがあると感じています。
次回は
タイ伝統療法で重要とされる
「十本のSEN」についてご紹介します
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